(©Kizuna AI)
あのバーチャルYouTuberは個人?それとも企業運営?
時はまさにVtuber戦国時代!
バーチャルYouTuberがぽんぽこぽんぽこ出来て嬉しい悲鳴を上げている人はたくさんいるのではないでしょうか。私もその一人です。
「Vtuberって簡単になれるものじゃないでしょ?」という固定概念を打ち破ってくれたのがのじゃおじさんことねこます氏で、彼女(?)を見てVtuberになろうと思った人は結構いるのではないでしょうか。
ただ、Vtuberの先駆者たちには企業がバックについていて、高い頻度で動画頻度を保っていることが多いです。
そこで今回は、あなたが気になっているVtuberが企業で運営されているのか、それとも個人が運営しているのか、調査していきたいと思います。
目次
企業が運営しているバーチャルYouTuber
目次
まずは、企業が運営しているVtuberたちを見ていきましょう。
ただし、運営元がわからない場合もあります。
1.キズナアイ
運営会社:不明
最も有名なVtuberのキズナアイさんは、運営している企業が明かされていません。しかし、一部では「Active8」ではないかという噂が流れています。これは、キズナアイ3Dモデル無料配布の記事にて、
(参考)
株式会社Activ8 – プレスリリース
(http://www.moguravr.com/kizuna-ai/)
このように書かれていることから噂されているようです。
公式では、Project A.I.が企画・運営をしていると公開されていますが、その実態は謎です。
2.ミライアカリ
運営会社:不明
キズナアイと同じく、詳細は伏せられています。しかし、企画・運営は「エイレーン」という人物が中心に行っていることが公式に発表されています。
そもそもミライアカリプロジェクト自体が、エイレーンというYouTubeに動画投稿をしていた人物の夢から出来上がったプロジェクトです。彼女は動画内にて、6000万の借金をして事務所の立ち上げと求人を行うことを告知しました。(参考動画2017/06/27投稿:【悲報】助けて…)
そのため、エイレーンが企業し運営会社を立ち上げたということになりますが、株式会社DUOとの関係がネットでささやかれています。
噂が流れている要因として、DUOのトップ層による発言があります。
代表取締役CEO 塚本大地、代表取締役COO 渡辺稜太が、ミライアカリを示唆するツイートを連投していたのです。また、元社員と思われるツイートなどが証拠として挙げられています。(詳しくはhttps://koji.tech/?p=15188wを参照)
また、エイレーンが都内に事務所を立ち上げることを動画内にて発表した2017/06/27のひと月後、株式会社DUOが東京支社を設立しています。
公式発表ではないため真偽はわかりかねますが、個人的にはつながりがあることは確実だろうと思っています。しかし、あくまでエイレーンがプロデューサーであり、業務提携か何かの形でつながりがあるのではないか、と考えています。真相は闇の中です。
3.電脳少女シロ・ばあちゃる
運営会社:株式会社アップランド
シロとばあちゃるの運営がアップランドだということは周知の事実ですね。Vtuber界の大手としてはかなりクリアな運営なのではないでしょうか。
まず、電脳少女シロはアップランドの公式HPに掲載されています。
そして、ばあちゃるはPR TIMESというサイトにて、自身の紹介をしています。
また、バーチャルYouTuberプロダクションの「.Live」を立ち上げ、電脳少女YouTuberシロが所属していることを明記しています。
「同僚」コンビとしてネタにされており、本人たちもそれを認めています。
また、バーチャルYouTuber勉強会を開き、その中で電脳少女シロの運営について、質問に答えたりしていました。
4.ときのそら
運営会社:カバー株式会社
YouTubeチャンネルの概要欄に、
いっそ私と一緒に活動しますか!?(๑´ڡ`๑)
https://twitter.com/hololivetv
このように書かれています。
そして、@hololivetvではときのそらの紹介や、新たなバーチャルアイドルの募集を行っていたりします。
【募集】バーチャルアイドルとしてライブ配信してみたい方を募集中!自分の声でライブ配信・投稿活動の実績がある方が条件です。ご興味のある方は是非ご応募ください! https://t.co/mo5UgsW8s9 pic.twitter.com/ySkzpfjRg6
— hololive(ホロライブ) (@hololivetv) 2018年1月18日
この会社では「HOLOLIVE」という、VR ChatやVR LIVEと同じようなVRプラットフォームを提供しています。HPのトップにはときのそらがどーんと載っています。(HP)
5.富士葵
運営会社:株式会社Smarprise
クラウドファンディングで富士葵のモデル改良用の資金調達をしています。そのページにて、運営会社の情報などが載せられていました。(参考:Makuake)
また、株式会社SmarpriseのHPにも紹介されています。(HP)
2月2日にINSIDEのインタビューを受けており、角川という人物が企画制作をメインに担当していることを明かしています。(参考:INSIDEインタビュー)
6.藤崎由愛
運営会社:株式会社Exys
株式会社ExysがデジタルYouTuberビジネスの活用モデルとして提示しているのが藤崎由愛というバーチャルYouTuberです。
この会社ではデジタルYouTuber事業の請け負っており、自社で運営をしばがらも、他社への提案が主な事業となっています。キズナアイに代表されるような自社IPを活用したビジネスとは違ったビジネス展開の仕方ですね。
7.輝夜月
運営会社はおそらく株式会社VICです。
輝夜月の運営については、KAI-YOU.netさんのインタビュー記事を読むとよく分かります。
AOちゃん チームって言えるほどじゃないというか……。本当に各々がやりたいことをするために集まってワイワイするだけの、サークルみたいな感じで動画をつくってます。
具体的なチームの構成でいうとコアメンバーは3人で、それが輝夜月をお手伝いしている「AOちゃん」です。
自分が今24歳ですけど、平均すると22歳くらいですね。現役の学生と去年まで学生だった者ばかりで。社会人歴1年もないメンバーで構成されてます。
(引用:KAI-YOU.net)
この文面を見る限り、活動としては同人サークルの分類に入るのではないかと考えられます。法人化している可能性はゼロではありませんが、社会人1年目の人も参加しているということを意味していると思うので、もしそうならば、法人化はしていないでしょう。
実質的に運営しているのはコアメンバーの3人かもしれませんが、バックに企業がついています。(会社の実態は不明)
[商願2018-8269]
商標:[画像] /
出願人:株式会社VIC /
出願日:2018年1月22日 /
区分:9(記録済みオーディオディスクほか),14(身飾品ほか),25(被服ほか),28(ゲーム用具ほか),41(娯楽の提供ほか) pic.twitter.com/wSGdBglqoJ— 商標速報bot (@trademark_bot) 2018年2月9日
輝夜月が商標登録されました。これによって、株式会社VICという企業が運営をしているということが判明しました。代表取締役:田中良典。
8.東雲メグ
Gugenka® from CS-REPORTERS.INC(株式会社シーエスレポーターズ)のオリジナルキャラクター。(https://gugenka.jp/)東雲メグ。(https://gugenka.jp/original/onpukko.php)
Gugenkaは、テレビアニメのVR企画などをしていたり、かなりの技術力をもったガチの技術集団です。VR/AR/MRなど先端コンテンツを使ったデジタルコンテンツの販売、技術開発を行っています。
SHOWROOMのキャラクターと勘違いしている人がいますが、違います。
9.カフェ野ゾンビ子
企業というか個人というか、微妙なところですが、茨城県土浦市にあるテクノロジーカフェシンギュラリティが運営しているのがカフェ野ゾンビ子というキャラクターです。
個人で運営しているバーチャルYouTuber
こちらは個人で運営をされているVtuberの方々です。
箇条書きで名前をあげていきます。
- ねこます
- のらきゃっと
- みゅみゅ
- ねむ
- さはな
- もちひよこ
- ニーツ
などなど……。