【まとめ】第1回バーチャル YouTuber 勉強会【VR LIVE】【電脳少女シロ】

※注意
このページは「バーチャルYouTube」、さらに「電脳少女シロ」の現実的な問題に触れています。世界観を大きく壊しかねないため、閲覧はご自身の判断でお願いします。

 

 

 

2018年1月4日の19時半より、電脳少女シロの制作・運用元である「株式会社アップランド」主催の「第1回バーチャル YouTuber 勉強会」が開催されました。時間は1時間という短いものでしたが、平日にも関わらず定員枠を追加する程の好評だったようです。(30名→55名)

どうやら企業側では学生が多く来ることを予想していたらしいですが、ふたを開けてみれば圧倒的に社会人が多かったそうです。(ATNDで参加を募れば当然そうなるのでは…?)インターンも実施するらしいので、学生さんも次回からふるってご参加ください。

@Somelu01さん、@aicayamazakiさんのツイートなどを基に、この勉強会のまとめを作成していきたいと思います。見やすくするために引用を用いていません。申し訳ありません。

 

目次

バーチャルYouTuberを始めるには(シロの場合)

 

今回の勉強会では、具体的な技術の話ではなく、バーチャルYouTuberというカテゴリをビジネス大枠でとらえるための勉強会だったみたいです。

 

まず、バーチャルYouTuberの企画を立ち上げる流れを見ていきましょう。

 

そもそもバーチャルYouTuberというジャンルに手を伸ばしたのは、「キズナアイ」というビジネスモデルがそこにあったため、うち(アップランド)もやってみたいという発想だったらしいです。
それ以前はアプリ事業を中心にしていましたが、YouTube事業もやってみようという挑戦でした。ベンチャー特有の素早い行動ですね。

シロの場合は、キャラモデルがすでにあったため、それを基にキャラクターの構築、コンセプトづくりが始まっていきます。

シロのコンセプトはあったものの、YouTubeの性質上、本人が楽しくできるかということを大事にして役者を決めたらしいです。(上記の流れからも、大まかにコンセプトを決めたら後は役者次第というおおざっぱなものだったのではないでしょうか)

ここまでくればそうだろうと思っていましたが、具体的な目標や収益化についても二の次で、とにかくシロの個性を前面に出してどんどん動画を作成していったとのことです。

そのため、現在もまだ収益化ができていません。
ポリシーうんぬんより、収益化する体制ができていないとのことです。(シロがもともとゲームのキャラクターだったので、権利関係やら何やらを整理しなくてはいけないのではないでしょうか)

これから収益化に向けて仕事を進めていくらしいですが、運用コストに対してどれだけのペイがあるのかまだわからないそうです。これからですね。

ちなみに、費用のお話ですが、最初の動画を作るのに300万円かかったそうです。外注ではなく、社内でつくっているので、かかった費用はニューロン20万、PC20万、マイク10万、人件費もろもろ込みで300万だそうです。(0から始める場合は、イラスト、キャラモデルを作るところからはじめなければいけないので、もっともっと高くなります。)

「モデルも内製なので費用的なことはわからない。工数は2〜3週間。アップデートはかけていこうかなと思ってる。」とのことです。

 

動画の作成やら何やらのお話

 

運用の流れは、
1.動画企画
2.動画構成、台本作成
3.撮影環境準備
4.撮影本番
5.動画編集
6.動画サムネ製作
その他SNS運用

といった感じです。

 

書く気力が尽きてしまいました。後は箇条書き風で……ガクッ

 

・モーションはNeuron、音声収録はAudacity、画面収録OBS。

・音声に合わせてリップシンク。表情は8パターン。表情、目線の制御は言及なし。 システムはUnityで内製で1ヶ月とのこと

・運用の流れ
企画→構成、台本→撮影環境、整備(開発含む)→撮影本番→動画編集→動画サムネ制作→その他 SNS運用。Neuronで指が壊れたりするので、生身より撮影にも手間がかかる。モーションと音声を合わせるのにも時間がかかる。

・表情制御について。リアルタイムと後付けと試行錯誤。両方使ったり生放送の時はリアルタイムのみ。Facerigで生の表情を反映もあるけど、決まった表情の切替だけでやっている。視線はLookatを設定。

・Neuronの指の崩れについて、キーボードやマウスを崩れにくいものを選んだり、手の演技が少なくて済む動画の時はデフォルトの手を使ってるが、演技の幅が減るのであまり使いたくない。

・生放送中に、Neuronのモーションキャプチャが崩れちゃったら一度メンテナンス中にして、直す。

・シナリオは専門の方はいなくて、基本的にシロちゃんのやりたいことをやっている。

・動画の企画から投稿までの期間は、作業だけを考えると8時間くらい。企画、台本で1時間くらい。撮影1時間。編集4〜5時間。何が当たるかわからないから、とにかく毎日更新で色々やってみよう!と走り出した。チームは役割分担はするが、意見は全員が出してもらってやってる。

・SNS運用は、基本的にシロちゃん本人。細かい所はお答えできないけど。

・新しくバーチャルYoutuberを出すとしたら?
言えないことは多いけど今度はキャラをもっと練りたい。

・他のIPキャラとのコラボの引き合いは?
公表してるのじゃロリさんとのお話ししか今は公表できない。

・シロちゃんの素の割合は?
→ご想像におまかせします!

・最終的なモーションまでの修正は?
ほとんどしてない。モーション壊れてたら撮り直すことが多い

・今後新しいバーチャルユーチューバーを企画するとしたら?
→色々やりたいことはある、話せないこともあるけど、シロちゃんの場合はイラストからスタートしてる。キャラクターの作り込みをしたスタートもしてみたいかな、、

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次